赤い羽根共同募金の学習
<きっかけ・目的>
有田川町立石垣中学校では、ユニセフや緑の募金を生徒会中心で行っているが「何を目的に何に役立っているのか」まではわかっていない生徒が多いのではないか・・・。
そこで!赤い羽根共同募金の学習を通して、募金の目的や使いみちを知り、自分たちの住む町について考えてもらいたいと有田川町共同募金委員会と3回にわたり総合学習授業を開催して下さいました。
今回の授業は「共同募金に協力してほしい」という内容ではありません。
「赤い羽根」をとおして、「自分の周りのことに関心をもつ」「自分にできることを考える」という目的の授業です。
第1回目「赤い羽根共同募金とは何か」
「じぶんの町を良くするしくみ」ってどうゆうこと??
ということで、
目的や募金方法など仕組みについてクイズ形式で学んでくれました。
話を聞いてくれてる間、目が「キラキラ」!人の話にしっかり耳を傾けられる力がすごi!!
第2回目「赤い羽根共同募金の使いみちを知る」
共同募金が有田川町やまた和歌山県内でどのように活用されているのかを知る授業として実際の使いみちを具体的にご紹介させて頂きました。
そして自分たちならどんなことに使ってほしいかを考えて貰いました。
これが面白かった!!
☆まずは「身近な困り事」についてグループワーク
➡「自分たち」の困り事は「住民みんな」の困り事
☆そして「その解決策」についてグループワーク
➡では「赤い羽根」でこれらが解決できるか!?
グループワークもワイワイガヤガヤ!
意見を出し合える積極性がすごい!
第3回目「自分たちができる募金を考えよう」
☆実際に助成団体の方とzoom!質疑応答も!
和歌山県国際交流センターさんにお話を伺いました
☆「自分たちにできること」をテーマにグループワーク
パッと問われてパッと応えられる!
自分の意見や考えを持てる力!
またそれを人に伝えられる力がすごい!
☆赤い羽根の使いみちを知る
☆自分たちの周りの困りごとを考える
☆和歌山県で起こっている困りごとなどの現状を知る
☆色々な仕事があることを知る
☆自分たちにできることを考える
授業を担当して下さった
石垣中学校 茶畑 真子 先生コメント
赤い羽根を通じて、募金ことだけでなく、和歌山県のこと、住んでいる地域のこと、色々な仕事があること・・・様々な気付きを得ることができたと思います。また学校関係以外の方と実際にお会いする機会がもてたことは子ども達にとってとてもいい経験になったと思います。
有田川町共同募金委員会 川嶋はるなさんコメント
学びの場は学校だけではありません。これから子ども達は様々な人に出会い、色々な経験をしていくことでしょう。どんなことでも、他人事ではなく、自分事として色々なことに関心をもって「自分たちにできること」を考えてくれたらうれしいです。