赤い羽根いのちをつなぐ支援活動
赤い羽根共同募金では、コロナ禍における「いのちをつなぐ支援活動」を応援しています。
コロナ禍における生活課題の解決に取り組む活動に対して助成を行っています。
先般令和3年10月14日(木)にテレビ和歌山「6wakaイブニング」にて取材・放送して頂いた活動を改めてご報告させて頂きます。
《助成先》(福)九度山町社会福祉協議会
私たちの身のまわりには、寝たきりやひとり暮らしのお年寄りの方や少子高齢化などの様々な福祉問題があり、こうした問題解決に当たって当団体は行政と民間の協力関係の接点に立った調整役を担われています。
《助成内容》
高齢者の見守りを兼ねた食事サービス
コロナ感染症拡大により、人々の外出が制限され、地域交流が希薄化。
九度山町の高齢化人口比率は約45%(令和2年度)。高齢化率の高い九度山町では、一人暮らしの高齢者の方々も多く、ちょっとした生活の困りごとや悩み事を相談する機会も奪われてしまい、その方々の孤立がとても懸念されました。
感染拡大防止の観点から、長年続けていた食事サービスも一時休止に追い込まれました。しかし、孤立する高齢者の方の孤立は、命にも関わる危険性があると判断。感染症対策を十分にすることにより活動を再開されました。
そしこの食事サービスは、調理も見守りを兼ねた配達も「地域のボランティア」の方々に支えられている活動です。
地域のボランティアの方がお弁当を作成
地域の小中学生の皆さんが「メッセージ付き」の包み紙を作成
見守りを兼ねて地域のボランティアの方がお弁当の配達
コロナ禍の中、こんな時だからこそ、地域の皆さんが支えあうことによって、住み慣れた地域で安心安全に生活できるよう支援活動を行われています。